小学校受験、志望校の校風を知る方法
お受験において、受ける学校の校風が子供本人の気質とあっているか、また家庭の教育方針に合っているかを見極めて志望校を決めることはとても大事です。😀校風を知るための一番良い方法は、その学校に実際に行って、通っている生徒さん達の様子を見ることだと思いますが、このコロナ禍ではなかなかそうした機会がないので、入学後に「思っていた学校と違った」というようなギャップを感じるリスクは高くなっているかもしれません。😥私の場合は、志望校でオープンスクールや学校での説明会を実施している学校は全て参加して、人からの話や口コミだけでなく、自分の目でその学校の雰囲気を確かめるように努めました。限られた時間でも、例えばオープンスクールでは、特に一年生と六年生をよく見てみるようにすると、その学校がわが子にとってしっくりくるのかこないのか、意外としっかりとした実感が得られるものです。なぜ一年生と六年生なのかというと、一年生は入学後のわが子の姿、六年生はその学校に六年間通った完成形としてのわが子の姿として重ね合わせることで、イメージを持つことができるからです。😀さらに、志望校については、オープンスクールや説明会ではない平日の登下校時間にその学校(の近所、最寄り駅)に行って、生徒さんたちの様子を見るといったこともしました。理由は、学校内ではなく、学校の外での子供達が登下校する様子を見ることで、「素」のお友達同士での様子を垣間見ることができると考えたからです。学校生活で子供に問題が起きたときに、学校側がどのような対応をしてくれるのか実際のところを入学前に知ることはなかなか難しいですが、例えば私の場合、朝、校門の近くで何日か様子を見ていたところ、毎回親御さんと一緒に登校時間が過ぎてからちょっと遅れて登校するお子さんがいることに気づきました。恐らくそのお子さんは、一人では朝、登校時間までに学校に行けない何等かの理由があったのではないかと思います。でもこの学校は、登校に支障のある問題が出たとしても、親の協力を仰いで、なんとか登校できるような対応をする学校なのだと、私は好印象を持ちました。また、実際に登下校時間に受験する学校に行ってみることは、その学校の様子を知ることができるだけでなく、入学後の子供の登下校時の安全を確認することもできます。人通り、電車の込み具合など、一年後にひとりで通学することを想定して、通学路が現実的にわが子が安全に通えそうなものかを実際に確認しておくことはとても重要です。なかなか志望校を直接見る機会がないこのコロナ禍ですが、このように登下校時に志望校に足を運んで観察してみると、その学校をもっとよく知ることができるのではないでしょうか。😀