ひとり親家庭は入学後は肩身が狭い?

久しぶりの投稿になります。私のこのブログを見て頂いている方の中には、シングルマザーで将来的にお受験を考えていて、参考になる情報を探しているうちに辿り着いた方も多いのかなぁ、と思ったりしています。実際私も息子のお受験を考え始めたときは、「ひとり親 お受験 合格は難しい?」といった検索ワードでひたすらネット検索して情報を探した記憶があります。😅その時、といってもほんの2年~3年ほど前のことですが、その時はそうしたキーワードで辿りつける情報はとても少なかったように思います。でも最近は、メディアでもひとり親でもお受験は大丈夫といった記事を目にしますし、お受験する家庭としてはひとり親家庭はマイナー派であることは間違いないものの、以前よりはひとり親家庭でお受験をするハードルは低くなっている印象があります。(それでも、両親が揃っていないという事実は、どんな事情であれお受験においては多少なりともマイナスからの評価になることは間違いないと私は思っています。)ただ入学後は、私立の場合イベントも多いですし、教育熱心なお父さまも多いので、婦揃って行事に参加される率の高い学校も多いです。(今は公立もそうなのかもしれませんが。。保育園の行事でも、ご両親揃って来られる方が結構多かったです。)息子の学校も然りで、そんな中、いつも私だけが片親だけの参加で息子が気おくれするのではないか・・・そんなことを私は入学前に心配に思っていました。😣でもこの点においてだけは、このコロナ禍の状況が、私たち親子にとっては多少なりともプラスに働いた面が正直あります。数々の行事が中止になったり、縮小開催される中、たまに開催される学校行事には、密を避けるために保護者一人のみしか参観が許されていないことが多いからです。どの家庭もいずれか片方の親しか参加できない状況のため、ひとり親でも目立たずに済むという訳です。😓別にひとり親家庭であることが悪いことではないし、息子にもそれをひけめを感じて欲しくはないとは思うのですが、やはりまだ低学年ですし、みんながいるお父さんが自分にはいないという事実をさみしく思う気持ちは仕方ないと思っています。高学年になれば、お友達が一番でだんだん親への依存度が減って、参観に誰が何人で来ようがあまり気にしなくなるのでは?(もしかしてこなくていいと言われるようになったり??😅)と思ったりしてますが、せめて低学年のうちだけでも、みんな同じように参観に来るのは片親だけという状況になったのは、息子にとってはやはりひけめを感じずに済んだと思う気持ちがあります。まぁ、親が思うほど、息子の方は気にしていないのかもしれません。今では、息子のクラスメートの大半は、息子が父親が早く亡くなったことを自分から話したようで、うちがひとり親家庭であることを知っているようです。なので、当然そのご家庭の方もみなご存じだと思いますが、親同士は私がひとり親だからといって、特に避けられることもなく(笑)、普通の輪の中でお付き合いをさせて頂いています。😀合格して入学したはいいけど、私立小学校に進学してひとり親では肩身が狭くないかを心配されている方もいると思うのですが、そこは学校選びさえ間違わなければ大丈夫だと思います。学校選びについては、ひとり親で選ぶべき志願校の条件について過去記事で何回か書いていますので、もしご興味があればご覧頂ければと思います。😀

最後に、いまだに「死別のシングルマザーはいいけど、離婚のシングルマザーはお受験では不利になる」ということが書かれたメディア記事や掲示板の意見等も目にしますが、私の経験上、死別であろうと離婚であろうと「ひとり親である」という事実がすでにお受験では重要な受験要件が一つかけている状況であることには変わりないので関係ないと思います。うちの場合は死別ですが、ひとり親家庭になっている理由なんて、どの学校の面接でも聞かれませんでしたし、お伝えする機会もありませんでした。また「離婚したひとり親」ということに関しては、決して多くはないものの、高学年になるとチラホラ両親が離婚されるご家庭も出始めますので、入学後はさほど珍しいことでもなくなる気がします。ま、私立小学校に限らず、どんなところにも、ひとり親家庭というだけで差別的な目で見られる方はいますけど・・・ね。😅