コロナ禍はチャンス!
私はそれなりに社会人生活が長く、様々な経験を積み重ねてきているので、今更すごく緊張したり、不安になるようなことにはめったに出会わなくなっているのですが😅、お受験の面接だけは少し違いました。息子のときはコロナ禍ではなかったので、多くのご家庭では、お受験の面接には両親そろっていらしていました。受験した学校の中にはお母様一人で面接にいらしている学校もありましたが、その数もほとんど数えるほどで、その方たちは封書のようなものを持参して、父親が業務等の都合で来られない旨を受付で告げて渡してから、面接室に向かっていました。息子のお教室でも、面接はできるだけ両親そろって、でもどうしても都合が悪い場合は、当日面接に行けない理由とお詫びを記した直筆の手紙を持参するように指導されていました。うちの場合は業務都合で行けないわけではなく、出願書類を見れば理由は分かるからということで、あえて封書を持参する必要はないと先生からアドバイスを頂いたので、持参しませんでした。母親だけで来ているのに、封書も持たず、普通に受付して一人で中に入る・・・という私に対する周りからの視線は、それはそれは、結構、感じるものがありました。(笑)その視線は特に、11月の都内の私立小学校を受け始めたときに強く感じました。😅「子供の一大事に、一人で面接に来るって、この人本気なの??」とでも言いたげな表情で私をジロジロ見るお母様もいらっしゃって、私自身も何か場違いのような居心地の悪さを感じたことを覚えています。😓
その点といってはなんですが、このコロナ禍では、入試の面接も両親のいずれか一人ということで人数制限して実施している学校も多かったようなので、ひとり親でお受験されるご家庭にとっては、一人で面接を受けるという周りからのプレッシャーは感じずに済むと思います。😃正直なところ、両親そろっていることが前提の私立小学校で、息子だけが片親で肩身の狭い思いをしないか、入学前は少し心配もあったのですが、いざ入学してみるとそんな心配は不要でした。😀これは勝手な私の印象ですが、息子の通う学校にいる子供達は、人と自分を比べて人を差別したり、自分を卑下したり、ということが非常に少ないように感じます。もちろん、まだ低学年だからということもあるでしょうが、おそらくは、子供達ひとり一人が家庭で大切にされていると感じながら育っている子が多いからではないかと思ったりしています。😀また、低学年のうちは、親が若いのでうちのような死別のケースは少ないですし、まだ離婚するご家庭もないでしょうが(笑)、高学年になると様々な理由でひとり親家庭になるケースもちらほら出るようで、学校でのひとり親の家庭が非常に少ないことには変わりありませんが、かなり珍しいというほどのこともなくなるようです。😓まぁ、これは学校によっても違うと思いますが、とりあえず、ひとり親で面接のある小学校を受験しようと考えておられる方には、このコロナ禍でのお受験は周りを気にせず受験できるチャンスだと思います。😃