さくらの季節にちょっと考えてみたこと
昨年の今頃は、今回出されていた緊急事態宣言よりももっと緊張した中での緊急事態宣言が発動中で、息子は桜の季節に卒園式も入学式も実施することができませんでしたが、少なくも今年は、どの学校も規模を縮小してではありますが、何等かの形で実施するところが多いようです。その点は、少し今年の子が羨ましいと、息子は言っています。😓そして今年も昨年に引き続き、お受験ではコロナ対応の試験傾向が続くものと想定されますが、もし息子が今年お受験をするとしたら、私なら何をどのように取り組むだろうか?ということをちょっと考えてみました。今回はそれを記事に書こうと思います。🙂
昨年の小学校受験で、多くの学校が試験項目から除外、または時間を短縮する等して試験内容を簡素化したのは「行動観察」です。でもこの行動観察、学校側にとっては、唯一、その子がどのようなお子さんなのかを直接確認する重要な機会なので、昨年とは違い、多くの学校で感染対策と通常の授業運営が両立できつつある今、今年のお受験では、感染対策を考慮しながらもできる行動観察の試験を実施する学校が例年なみに戻ってくるのではないかと予想しています。🙂とはいっても、行動観察で密になったり、子供同士の接触を伴うものは避けるでしょうから、指示行動や指示体操、指示運動などが行動観察の試験内容として採用されやすいかもしれません。要は先生と受験生が1対多のかたちで、生徒同士が離れながら集団で実施できるものです。具体的には、先生とジャンケン(先生の指示でジャンケンをし、その通りにできなかったら座っていく勝ち残りのようなゲーム)とか、先生の動きを真似する模倣体操であれば、感染対策を配慮しながらもできそうです。あるいは、一人ずつ言われたルールに従って積み木を順番に積むような課題や、音楽が止まったらその場に止まるといったリトミック的なものなど、要は「一人ひとりが指示を聞いて、その通りにできるかを見る課題」が、感染対策をしながらも出題しやすい行動観察の問題ではないかと思います。逆に、飛沫や密になることを防止する観点から、お友達とコミュニケーションをとりながらグループで進めるような内容の課題は出しにくいのではないでしょうか。息子がもし今年受験なら、行動観察の対策としては、指示をしっかり聞いて、覚えて、実行するということ重点的に練習して、試験にのぞむと思います。😀また行動観察と同様に、昨年のお受験で試験から除外した学校が多かったのは運動テストです。ただ運動テストは行動観察と違い、マスクを着用したまま運動すると息苦しい、かといってマスクを着用せずに試験を実施することも難しいという事情があるので、行動観察ほど例年並みに実施しようとする学校は多くないのでは?と考えています。こう考えてみますと、模倣体操は、行動観察的要素もあり、基本的な運動能力も見られるという一石二鳥の課題のように思えてくるのは私だけでしょうか・・・?😅ちなみにこの模倣体操、過去の記事にも少し書きましたが、息子も私もかなり苦労して散々練習した記憶がありますが、結局、息子が受けた年は、受験したどの学校にも出ませんでした。。😓