都立の小中高一貫校
東京都郊外に来年、全国で初めての都立の小中一貫校、T校が開校するのをご存じでしょうか?😀このT小学校は、もともと都立の中高一貫校としてあって、小学校が新たに追加される形になります。英語に力を入れている学校ということもあり、もし息子が中学校受験をするなら、都立中高一貫校の志望校の一つとして考えてもいいなと思っていた学校でした。令和3年度から募集を開始するようですが、小学生は一年生のみの募集に留まるようです。数年前に開校したN小学校でも、他の学年は募集せず、一年生のみの募集というかたちをとっていたので、同じ形式での募集になりますが、N小学校の説明会に行ったときに、そのとき説明された先生が「一年生にとって上級生が全くいない環境というのは、本来、学校で経験したり学べることの大きな部分が欠けている面は否めないので、そこは十分にご理解、ご納得頂いた上で志願して下さい。」と話されていたのがとても印象的でした。多くの私立学校では、パートナー制度みたいなものを設けていて、2年生と5年生、1年生と6年生といった異学年のペアを組ませて、下級生は上級生がいろいろとお世話をしてくれることを見ながら、実際に自分たちが上級生になったときにどう振る舞えばいいのかを自然に学べるようにしていますが、やはりこうした経験が一切できない環境ということは、N小学校の先生がおっしゃったように小学校生活の大きな部分が欠けているというのは、その通りかと思います。ご兄弟がいるご家庭なら、お家で上の子に世話をしてもらったり、下の子の世話をしたりといったことを自然に経験できるでしょうが、うちの場合は一人っ子なので、小学校の中でしかそうした経験ができません。恐らく、新一年生しかいない小学校は、どんなに魅力的な教育理念の学校であったとしても、うちの場合は息子の志願校に選ばなかったかなと思います。もちろん、それぞれのご家庭の状況、価値観によって、学校選びに何を重視するかは異なると思います。😀
T校の募集要項を見てみたのですが、応募者が多い場合は抽選としていたり、通学区域が40分以内に限定されていたりと、どうも国立小学校に似た雰囲気が漂います。😅応募定員は当初40名の2クラスで男女80名を予定していたようですが、公立小学校の一クラスの人数が35名という方針が出された影響で、応募定員は現在見直し中のようです。肝心の選考方法は、都立の中高一貫校の入試と同様、「適正検査」とありますが、その内容には、どうもお話の記憶が出るようなことが書かれています。新しく開校する学校ではどこもそうでしょうが、初年度の受験者は過去問がないので、どのような準備をすればよいか悩みますよね。😓それこそ、もしそのような学校に合格するなら、本当にその学校とは「ご縁があった」ということかもしれません。😁