目に見える目標
模擬試験については、以前の記事でも書きましたが、これまでご紹介していた息子が受けていた2つの模擬試験の他に、「お受験7」という団体が主催している模擬試験もあります。こちらの団体の模試は、試験後に講習会がつく学習型の模試と、ノンペーパー・ペーパ、学校別の合格判定系の模試があります。2020年は、前半の模試はコロナ禍で中止になっていたようですが、国立小学校の判定模試などは11月上旬に、メジャーな私立小学校の入試が終わった頃に予定とおり実施されていました。それぞれ外部模試には、参加提携しているお教室というのがあるのですが、こちらの団体は50の中小規模のお教室と連携していて、そのうちク●イスアカデミー幼児教室さんが出されている学校別の絵画やお話の記憶、面接を題材とした問題集は、私たちもAmazonで購入してよく利用させて頂いていました。😀大手は別として、お教室自らの名前で問題集やテキストを出版しているのは比較的めずらしいのではないかと思うのですが、こちらの問題集は模擬試験を実施している、お受験7のセブンシリーズ出版というところから販売されています。特に、親子面接トレーニングの問題集は、どの学校でも出題されうる一通りの想定パターンが含まれていたので、面接に不安を感じていた私たち親子にとってはとても重宝しました。😃
息子が通っていたお教室では、仲のよいお母様同士で違う問題集を購入して、交換して使ったりされている方もいました。当然、書き込みはできないので、コピーをして使うのですが、非常に経済的なやり方で私は羨ましかった半面、息子にはこのやり方は向かないと思っていました。😓まぁ、私はそれほど仲のよいお母様がお教室にいなかったということもあるのですが、やはり、自分で書き込みをさせて、「一冊やり切った!」という達成感を物理的に味わわせることは、息子のモチベーションアップには必要だと感じていたからです。🙂息子はお教室で、ペーパー校のG小学校に合格したお子さんは、年長からお受験当日までに、プリント教材や市販の問題集を自分の背丈くらいまで積み上がるくらいやっていたという話を聞いてから、息子も真似をして、自分がやり終えた問題集を積み上げていました。(笑)問題集を買うときも、その話を聞くまでは、薄くて早く終わるものを好んで取り組んでいましたが、その話を聞いてから、厚みのある問題集を好むようになりました。😅終わった問題集を積み上げていくと、目に見えて自分が取り組んだ量が分かるので、本人の自信になりますし、模試で何点を取るとか何位を取るとかいう目標よりも、自分の背丈まで積み上がることが目標なので、目標としてはとてもシンプルで、やればやるだけ、確実に目標達成に近づく気持ちになれます。お子さんの性格にもよるかと思いますが、息子の場合は、この「わかりやすい」目標が功を成して、受験当日までモチベーションを切らすことなく、ペーパーに関しては本当に自ら進んでたくさん、量をこなしました。また制作も、大きな段ボールをひとつ用意して、「受験本番までに、この段ボールを一杯にしよう。」と息子と決めて取り組みました、ただ、以前の記事でもご紹介したとおり、家ではできるだけ短時間にできるコンパクトな工程の制作を完成する練習に重点を置いていたため、一つひとつの作品が小ぶりで、こちらはなかなか大きな段ボールを一杯にすることはできませんでしたが😅、それでも「自分のやった量が目に見えてわかる」ことは、練習をやり続けるためのモチベーション維持に役立ったと思います。😀