貼る、そのコツは?
息子の場合、ハサミよりも糊付けがきれいに出来るようになることの方が大変だったことは以前の記事にも書きましたが、特に角のある形をペラペラしないように綺麗にのりで貼るのは、大人でもやってみると結構難しいものです。😅息子の場合、糊は、壺のり、スティックのり、液体のり(アラビックヤマトみたいなのり)の3種類で練習していました。結局、息子の場合は、本番で出たのはスティックのりだけでしたが、学校によって試験に使う糊は違うので、受験する学校で何を使うのかを事前に調べて、練習のときから使って慣れておく方が安心かと思います。😀糊をきれいに貼るには、貼るためのテクニックを身に着けるというよりは、糊を使って作業するときの行動にさえ気を付けることが出来るようになれば、ある程度はきれいに貼れるようになると思います。子供はついつい、小さなパーツや角ばった形は特に、糊を持っていない方の手で貼りたいものを手に持って、糊をつけようとしがちです。これをすると、貼るものを持っている方の手にも糊がついてしまうので、いざ、台紙に貼ろうとしても、持っていた手に貼りたいものがくっついてきてしまって、なかなか台紙に貼ることができない状況になります。😥この状況を回避するには、手に糊をつけないように、必ず、台紙の上で糊付けをするという癖をつけることです。これは私と息子が編み出したやり方ですが(笑)、例えば、スティックのりや、液体のりの場合は、貼りたいものを台紙の上に置いたら、糊をもっていない方の手で端の部分を少し押さえながら、他の部分に糊を付けます。その後、糊のついていない部分を持って台紙に貼ったら、持った部分には糊がついていないので、その部分だけめくって糊を付けて押さえます。壺のりの場合は、利き手には必ず手に糊をつけなくてはなりませんが、壺のりの場合はおしぼりが使えるので、糊のついた手をこまめにふくようにすれば、スティックのりや液体のりと同じように貼れると思います。😀ただ、壺のりの場合は、適量の糊をつけられるようになるには経験が必要ですので、その点は、スティックのりや液体よりもやや難しいかもしれません。おしぼりの使い方(たたんで置くなど)のマナーにも気を付ける必要があります。そして、台紙の使い方にも注意が必要です。無計画に台紙の上で作業をしていくと、前に糊付けをしたときに残った糊がついてしまったりすることがあります。台紙で作業をする場合は、左上→右上、そこを使い終わったら下の段の左→右・・・といったように、前に糊付け作業をしていない場所で、順に作業ができるようにルールを決めて使う癖をつけておくと良いと思います。台紙を折って裏返したりして、使っていない場所を使うようにしていくのもお勧めです。😀また、いざ部品を貼ろうとしたときに、特に小さいパーツだと無くしてしまったり、台紙に残っていた糊にパーツがくっついてしまうことも良く起きます。貼るパーツは、机の上のどこか作業をしていない場所を一か所決めてそこにまとめて置くようにして、作業をしている台紙の上には置かないようにする習慣をつけておくことが良いと思います。😃
それから同じ「貼る」目的でお受験でよく使うのものに、セロテープがあります。セロテープを制作で使う上で重要なスキルは、「自分の切りたい長さに、きれいに切れるようになっていること。」だと思います。息子は当初、なかなかこれができなくて、必要以上に長く切ってしまったり、途中で切れて無駄にしていまうことが多かったのですが、これは「材料を無駄にしている。」ということで、試験ではマイナス評価になる学校もあるようです。😮また、同じ場所に見えるように貼るテープは、同じ長さに揃えて切って貼れるようにしておくと、作品の出来栄えが格段に上がります。😀また、セロテープを輪にして両面テープのような使い方をする技ができると制作の幅も広がるので、早めに習得しておくことをお勧めします。