お話の記憶、いやな記憶(笑)

ペーパーテストで出るお話の記憶の問題は、息子が通っていた教室の先生のお話では、「得意な子」と「苦手な子」に分かれる代表的な問題だと聞きました。😓息子は残念ながら「苦手な子」のグループで、大抵のペーパーテストで苦手な問題は、息子は問題数をこなすごとに出来るようになって行きましたが、このお話の記憶だけは、なかなか試験本番の直前まで安定した成績を取ることができませんでした。😓お話の記憶を克服するための私たち親子の取り組みについては、以前の記事にもいろいろ書いていますが、正直なところ、「お話の記憶を克服するための決定的な学習方法はない。」というのが私の実感です。。😅どの息子が志願していた学校では、ほぼ、どの学校でもお話の記憶が出題されていたので、息子も私もなんとか良い成績が取れるようになろうと、「この方法がいい」と聞いたありとあらゆる学習方法を試しましたが、結局、どれか一つの学習方法だけが成績を上げるのに効果的だったというよりは、様々な学習方法を試した努力の結果として試験本番前にはどの問題をこなしても8~9割はコンスタントに取れるようになったのだと思っています。😓あきらめずに、継続して問題を解き続けること、がお話の記憶を克服するためには一番必要なことだったと思います。とはいっても、正答率を上げるために、これはやってみた方が良いと実感できている取り組みもありますので、それをいくつかご紹介したいと思います。😀

お話の記憶の問題文は、おそらくお教室でもご家庭でも、先生やお母様が問題を読んで取り組むことが多いと思うのですが、入試本番はテープで出題される学校も多いです。志望校がテープで出される場合は、例えばパソコンの読み上げソフトを利用するなどして、できるだけ知っている人ではない、淡泊に読み上げた音声で練習しておいた方が良いと思います。息子の場合、外部模試でお話の記憶をテープで出題されたときにいつもにもまして点が取れなかったときがあり、その理由を聞くと、「同じテンポで、淡々と読まれたので、いつもより話が頭に入ってこなかった。」と答えました。お子さんにもよるかもしれませんが、お教室の先生や親が問題文を読む場合は、知らずしらずのうちに感情を入れたりして読むことが多いので、読み聞かせに近い音声になるのだと思いますが、試験で流れるテープの音声は淡泊なので、子供にとって話が入ってきにくいということが起きる可能性があります。お話の記憶に限らず、「ちょっとの違い」が試験では子供にとって大きく感じることがあるので、普段から少しでも本番の試験と同じ形式に近づけて、練習しておくことが大切だと思います。もう一つお勧めの取り組みは、お話を聞いて絵に描く練習です。お話の記憶は、内容を文字情報として記憶しようとするのではなく、話の場面場面を頭の中に絵のように思い浮かべて記憶するようにすると良いと、ある小学校受験の保護者向けのセミナーで聞いたのですが、そうはいっても、これを実践するのはなかなか難しいものです。でも、息子の場合、「真ん中には赤い屋根の家が1件、その家の右側にはヒマワリが3本咲いていて、茶色い犬が家の左側で遊んでいます。」といった文を聞かせて、聞いた内容を一枚の絵に描くという練習をするようになってから特に、お話の記憶の正解率が安定したということはあったと思います。息子は恐らくこの練習で、「聞いた話を頭の中で場面に思い描いて記憶にとどめる」という訓練が少しはできたのではないかな?と思っています。😁もしお話の記憶の問題でお悩みでしたら、是非、試してみて頂ければと思います。絵画の練習にもなるので一石二鳥の練習方法です(笑)。息子は小学校の勉強で何が良いかと言うと、「何でもかんでも耳で聞いて覚えようとしなくても、文字で確認できること。」だと言っていました。😓お話の記憶は、いくら一生懸命取り組んでも、右肩上がりに成績が伸びることがなく、やっと成績が上がったと思えば、次の試験では半分も正解できなかったり・・・を繰り返していた時期が長かったので、今思い出しても、私たち親子の中には、ペーパーテストの問題では断トツに嫌~な問題として記憶に残っています。。(笑)