入学後の内部進学対策

K小学校やW小学校は、小学校に入学さえすれば、基本的にK大やW大への内部進学の道が確保されていることが、この2校がお受験でも特に人気の志願率の高い小学校になっている大きな理由かと思います。息子の通っていたお教室では、K小学校を第一志望にしているお家は、お父様がOBだったり、開業医などの裕福なご家庭が多い印象でした。一方で、W小学校は、とりあえず最初は、多くのご家庭が志望校にあげておこう・・・といった感じでした。😃K大にあって、W大にないもの・・・それは医学部です。将来、息子さんを医者や歯科医にしたいと考えているご家庭で、経済的にK大医学部まで進学することが厳しいような場合は、大学受験が前提でその進学実績も優秀なG小学校も、先生からは勧められていました。W大学は、最近、医学部を創設しようとする動きを活発化しているので、近い将来、W小学校に入れば、内部進学で医学部に行ける道が開けるかもしれません。私自身は、息子にはとにかく納税者として一人立ちできるのであれば、何を職業にするかは息子自身に委ねたいと思っていたので(もし私が無理に勧めて、その道が息子に合わなかったら責任取りたくないので・・・😅)、最終的に先生に勧められてこの2校を志望校に入れはしましたが、6歳の時点でこの2つの大学だけに進路の選択肢を決めてしまうことには、正直あまり魅力を感じていませんでした。😓まぁ、K小学校やW小学校は、うちがひとり親であるということが合否に影響するだろう(受けても合格しないのでは?)という懸念が当初あったことも、私が受験に後ろ向きな理由の一つではありました。私の経験では、特に米国などでは学生時代の専攻と仕事で専門としている分野が一致している方が多い印象でしたが、日本の場合は、学部よりも、まずは出身大学のネームバリューが重視される傾向が強いように感じます。やりたいことを本人が決める前に、小学校の時点で子供が内部進学する大学を決めることに違和感が少ないご家庭が多いのも、やはりこの2校が圧倒的なネームバリューをもつ大学だということが深く関係しているんだと思います。また、学部も多いですから、W大に現状医学部がないということを除けば、両大学には、ほぼ全ての学部が揃っているということもあるでしょう。😀

W小学校に実際に進学したお子さんをもつ保護者の方に話を聞く機会があったのですが、W高校からW大への内部進学率は、5~6年ほど前のデータだったと記憶していますが、100%ではありませんでした。「え、全員進学するわけではないの?」と驚いた記憶がありますが、大学進学時に成績の足りない人は高校三年生で留年するので、それが100%になっていない主な原因と言っておられました。😓内部進学といっても、成績が悪くても入ればだれでも上がれるわけでもなく、息子のお教室の近くには、上の附属校への内部進学基準が厳しい学校向けの学習塾のコースなどもあり、お教室から卒業したお子さんは、そのまま小学校一年生から内部進学者向けコースに通われるお子さんも多いと聞きました。一度、お受験列車に乗ってしまうと、入学した後も何かとお金がかかる予感がしますが、息子も二年生から近くの塾に通わせようか、最近悩み中です。(笑)