またまた、早生まれを下げる記事!
お受験での早生まれのハンデの話については何回かこれまで記事にしてきましたが、今度は、早生まれの子の運動能力のハンデが高校まで続くというような記事を目にしました。。😓少し前に、目にした別の論説記事では、有名大学の大学教授さんが、早生まれのハンデは一生続く・・・というようなことを書かれていました。私自身は、お受験では、息子の個性の範囲で早生まれの未熟さを感じることはありましたが、小学校に入ってから、「早生まれだからできないんだ。」と思うようなことには、本人も私も出あっていません。恐らく、どの子にも得手、不得手があるので、その範囲だと思っています。😀研究者の方や専門家の方たちが早生まれのハンデは成長しても消えないと主張されているのですから、早生まれの子は確かに、データから分析すると色々な面で能力が劣るのは事実なのでしょう。でも、そのデータがうちの息子に当てはまるとは限りませんし、早生まれのお子さん全てに100%当てはまるわけではないと思うのです。😓にも関わらず、公的に「早生まれの子はハンデがある」と一律に語られることには、私はとても違和感があります。。。だって、小泉元首相だって、豊臣秀吉だって、ダーウィンだって、エジソンだって、シューベルトだって、み~んな日本でいう早生まれですよ!(有名人の生まれ月をつい思わず調べてしまいました。😅)周りから、「早生まれだから」と何かにつけて決めつけた見方をされ、言われ続けると、子供は「どうせ自分は頑張っても能力がないし・・・」とあきらめてしまい、結果、生まれた当初の差を埋められないということに繋がっているのでは?とも思います。(この点は、今回見つけた記事の著者の方も触れられていました。😀)
世の中の多くの人が真実だと刷り込まれてしまう、でもそれが誰かにとって一方的にマイナスのイメージがつくような情報は、世間一般に広く発信する必要はないと私は思うのです。😅もし発信するなら、例えば子育てセミナーなどで早生まれの子の一つの可能性として言及するとか、専門家間など、その情報を聞く必要がある人だけで共有すればいいと思うんです。早生まれの子にどんなハンデがあるのかないのか、特に知りたいと思っていない人にまで、早生まれの子は、あたかも大人になっても能力が伸びないようなことを印象付けるような情報を積極的に発信する必要性が私には分かりません。生まれ月というのは、本人の努力では直せないものです。その人がすでに持って生まれてきた特質を否定することは、差別や思い込みにもつながりますし、何より早生まれの子の可能性を狭めてしまうと、私は思います。こうした論調があちらこちらでこの先も続くようですと、もしかすると今後は、日本では4~6月に出産が集中するようになるかもしれませんね。(笑)この早生まれと同じようなレベルの話で、「遺伝子でその人の能力が全てが決まっている。努力しても無駄。」というような論説記事を読んだこともあります。専門家がおっしゃるのですから、データや研究者の理論上では事実なのかもしれませんが、遺伝子にしろ、生まれ月にしろ、持って生まれて変えられないことについて、ある人の能力を低くみたり、下げる情報を積極的に発信することは、とても危険なことではないかと、個人的には感じています。😖本当は今回、違う内容の記事を書こうと思っていたのですが、最近、あまりにも早生まれの子を下げる記事をたて続けに目にしたもので、思わずわが子を重ねて、熱く意見を語りたくなってしまいました。(笑)お受験とは直接関連しない話でスミマセン。😖
確かに、お受験をする時点では、早生まれの未熟さはあると思います。でも、これから早生まれでお受験をしようと思っているみなさん、入学試験の時点で未熟な部分を、月齢配慮をしてくれる学校もたくさんあります。月齢配慮をして合格者を出しているということは、そうした学校では、早生まれの子が、入学後にその未熟さを補い、成長できることを信じているということではないかと思います。😃生まれ月をあまりマイナスに捉えずに、希望を持って(笑)お受験に挑戦して頂ければと思います!😄