ペーパーテストのタイプ
各学校で出題されるペーパーテストにも、大きく分けて2つのタイプがあり、それぞれに違った対策が必要になると考えています。😀1つ目のタイプは、出題範囲が広く、問題数が多いものの、問題自体の難易度はそれほど高くないタイプです。このタイプのペーパーテストで一番必要になる能力は、「短時間で自分の知識をアウトプットする力」です。そしてこのタイプのペーパーテストが出される学校を受ける場合は、たとえ一つでも点が取れない「苦手な分野」を絶対に作らないことが重要になってきます。たとえば、男子私立小学校Gはこのタイプの問題を出題する小学校かと思いますが、問題自体は素直な問題が多いですが、とにかく回答時間が短いので、問題を聞いて回答を「考えている」ようでは間に合いません。😓問題を聞いたら「すぐに正解を見つけられるレベルの実力」が必要で、しかも、低学年の理科的知識まで問われるなど、出題範囲も広いです。2つ目のタイプは、問題数は少ないけれど、じっくりと受験者に考えさせる問題を出題する学校です。息子が受けたときはたまたま簡単な問題が出たようですが、多くの年でW小学校のペーパーテストは、このタイプの問題を出す傾向があると思います。質問に対して1対1で対応する内容を答えるのではなく、1つの問題を解くのに複数の知識を利用して解く力が必要とされます。このような問題を解くには、ペーパーテストの分野のうち、「推理・思考」に該当する問題を、時間がかかってもいいので、最初はすぐに正解をチェックせずに、一人で考えさせることから取り組むとよいと思います。たとえ一人では解けなさそうな問題でも、まずは「自分でなんとか考えてみよう」という根気を養うことが大切だと思います。😀息子の場合、面倒な問題が苦手なので、この根気を養うのがなかなか大変でしたが、1つめのタイプの問題が難なくクリアできる実力がついてくると、結果的にこの2つ目のタイプの問題も自力で解いてみようという根気が出てきたように記憶しています。ということは、2つ目のタイプの問題が出る学校を受験する場合は、結局、1つ目のタイプの問題ができる力をつけておく必要があるということかもしれません。
私がお教室探しをしたときに回ったお教室の中には、ペーパーテストの対策はお教室でするので、家ではやらないくていいと説明されたお教室もある一方で、当然自宅での学習も前提というお教室もありました。通常はどちらのタイプのお教室が主流なのでしょう?🙄息子のお教室は、基本的に宿題で出るペーパー数枚以外は、特に問題集を購入して自宅でやって下さいという指導はありませんでしたが、年中3月からお受験準備を開始した息子は、そんな程度の宿題をこなすだけではとてもとても本番までに間に合わないと思ったので、ペーパーは自宅学習でものすごい量をやって(苦笑)、力をつけました。お教室の中には、お教室ではフリクションペンで授業を受けて、家で消してもう一度やってみるということをしている方もいましたが、うちの場合は、授業でやったペーパーは間違ったところを復習する程度で、教室と同じ問題を二回やることはめったにしませんでした。市販の問題集も、一部の問題集を除いては、一度やった問題集ではない、できるだけ新しい問題集をやらせるようにしました。理由は、息子の場合、過去にやった問題を記憶していることが多く、前に一度やった問題であることが分かると新鮮味がないのか、勉強へのモチベーションが下がることと、息子はやった問題集を積み上げて自分の身長の高さにすることを目標に取り組んでいたので、せっかく勉強しても同じ問題集では高さが積み上がらないと文句を言われたからです。(笑)結果、ペーパーについては、うちはものすごく問題集代がかかりました。😓