私立小学校、退学の理由

入試の直前、私は息子がもし、受験する私立小学校のどこからもご縁を頂けなかった場合は、12月以降でも受けられる私立小学校を探して受験するよりは、一度公立小学校に進学して、編入試験で希望の私立小学校を再度目指してみて、それでダメなら中学受験をするという道もあるかなぁ、などと考えたりしていました。😅県や都を跨る場合はどうか分かりませんが、少なくても、都内では都内の私立小学校から都内の別の私立小学校への転校はできないと聞いていたからです。ほとんどの私立小学校では、定員に空きが出た場合に不定期で編入で募集をかけるようですが、そもそも、お受験にものすごい時間と努力とお金をかけてせっかく入学できた小学校をなぜ途中で退学する生徒がいるのか当初私はとても不思議でした。😓

来年度4月入学の生徒を募集する各学校の編入試験の実施予定をちょっと調べてみました。都内有数の人気校、W小学校は編入試験は実施していません。K小学校は事務室に問い合わせとありましたが、恐らく一般からの編入試験は実施していないのでは?と思います。あとの小学校は、足りない学年のみ不定期に募集しているか、なかにはほぼ全学年にわたり募集している小学校もありました。ほぼ全学年にわたり編入募集している小学校は、入学試験実施時に志願者数を非公表としている学校が多いようでしたので、もしかすると、入学時から定員不足でスタートしていて、その累積で各学年に編入補充枠が出ているのではないかと推測しています。足りない学年のみ募集している学校については、その内容を見てみると、特に新2年生(現1年生)と新5年生(現4年生)を募集している小学校が多いように見受けられました。新5年生の募集が多い理由として、私が真っ先に思い浮んだのは、ちょうど5年生は中学受験の準備を本格的に始める時期です。進学した小学校に附属中学があったとしても、その学校への内部進学を希望せずに、外部受験をするお子さんが退学した枠なのではないかと思いました。実際調べてみると、やはり、内部進学を前提とした私立小学校で外部受験を目指すことは、通学時間や私立小学校での活動に時間を取られるため、塾通いをしながら受験に備えるのは非常に厳しいという意見がネット上でもたくさん寄せられていて、それが理由で公立小学校にうつる方もおられるようでした。また、内部進学とはいえ、上に上がるには一定条件を満たさなくてはならない学校も多いので、入学したものの勉強について行けず途中で退学される方もおられるようです。

では、新2年生の募集が多い理由は何なのでしょう?新2年生ということは、入学早々、辞めるという判断をしたということです。🙄理由を考えてみたのですが、子供に合うと思って入学したけれど、実際に入ってみると合わなかった、か、もしくは経済的事情ができた、くらいしか私には思いつきませんでした。あとは、お父様のお仕事の転勤くらいでしょうか・・・?でも、「合うと思って入ったけれど、入ってみたら違った。。」ということは、誰にでも起こり得ることだと思います。息子の場合は、むしろ入学した後の方が思っていたよりも合う学校だったのでとてもラッキーでしたが、実際に入学してみないと分からないことはたくさんあると思います。少しでも入学後に思っていた学校と違ったということにならないためには、出来る限り進学する前にその学校のことをよく調べて、情報を集めるしかないと思います。コロナ禍で実際の学校の様子を見れない中、これは難しいことかもしれませんが、そんな中でも、「学校のことを少しでも知ってもらおう」とオンラインなどを活用して積極的に学校側から情報を発信する姿勢を見せている学校は、入学後のギャップが割と少なく済むかもしれません。😀