私立女子校、K小学校
ネット上では、今年度の各私立小学校の志願者数の公表が始まっていますが、多くの都内有名校が前年とほぼ同水準かそれ以上となっている中で、昨年比でひときわ志願数を増やした学校を見つけました。豊島区にあるK小学校です。😀うちは男の子だったので、私立女子校は当然ながら(笑)説明会にも行ったことがないですし、あまり事情に詳しくないのですが、こちらの学校は息子と同じお教室の女の子が二人受験していました。最終的にK小学校に進学したかどうかまでは聞いていませんが、どちらも優秀な女の子だったので、レベルの高い有名小学校なんだなぁ~、と思った記憶があり、この小学校の名前だけは知っていました。こちらのK小学校、あるサイトで公表されている昨年の志願者数は282名となっていましたが、今年はなんと498名となっています。😮このコロナ禍で、すごくないですか・・・?理由がちょっと気になったので、志願者が増えた要因を勝手に考察してみました。😅
一つには、こちらの学校のコロナ禍での対応が評価されたのでは?ということが考えられると思います。K小学校では、昨年の4月中旬にはオンライン授業を開始し、以降、登校日とオンライン授業での自宅学習日を交互にするなど、いちはやくコロナ禍でも学びを止めない対応ができていたようです。😀さらに、受験の面接日が、希望があれば受験者側が面接の時期や時間が選択できるようになっていたり、コロナ禍でも受験がしやすいようにする学校側の配慮があったことも要因でしょう。こちらの学校は、定員が80名で、その中に附属幼稚園からの内部進学組の人数も含まれているとしたら、今年は対志願者数で考えると、昨年に比べるとかなり狭き門の小学校になっていた可能性があります。ただ、K小学校のホームページを見ると、この1月に第二次の一般入試を実施するとありました。志願者が多くても、学校側が例年通りの合格者数しか合格を出さなかったので、想定内での二次試験の実施なのか、それとも学校側の予測に反して、想定数以上の辞退者が多く出たのかはわかりませんが、最近の私立小学校の中には、たとえ定員を割ったとしても、その学校が望むレベルに満たさない生徒を合格させるくらいなら、追加募集の実施や編入試験などで適正のある生徒を補完しようと考えるところもあると聞きますから、この学校も恐らくは前者だったのではないかと思います。😀
お教室に通っているときに感じたのですが、共学と、女子校または男子校の両方の小学校からご縁を頂いた場合、男の子と女の子では、最終的に進学先に選択する学校に違う傾向があるように思いました。息子のお教室に限った傾向だったのかもしれませんが、男の子は似たような志願率の男子校と共学の両方が受かった場合は、共学を選択していたご家庭が多かったように思います。一方、女の子は女子校が第一志望のお子さんも多く、両方受かった場合は、女子校に進学されるご家庭が多い印象でした。😀小学校の場合、都内では女子校が10校に対して、男子校は2校と、圧倒的に女子校の数が多いので、第一志望にする選択肢が女の子の方が多いということもあるかもしれませんが、共学、男子校、女子校それぞれの良さがありますから、どの学校を選ぶにしても、やはり家庭の教育方針に合う学校を進学先として選ぶことが重要だと思います。😄