謹賀新年、コロナ禍で

新しい一年が始まりました。今年もできる限り、このブログを続けていければと思っていますので、よろしくお願いいたします。😀昨年のお正月は一体どう過ごしていたのか、息子とも話していたのですが、お受験が終わった11月中旬から1月くらいまでの間の記憶がほとんどありません。(笑)恐らくそれまでは、毎日、緊張しながら一分一秒を惜しむ生活をしていたので、お受験が終わったとたん気が抜けたのだと思います。😓そしてその後、まもなくコロナ禍となり、想定外の新一年生の生活がスタートしました。環境のよさや行事の豊富さに魅了を感じて息子を私立小学校に進学させたのに、前半は通学すらままならない状況で、通学開始後も従来の行事はほぼできない中での学校生活でした。まもなく、ピカピカの一年生も終わってしまいますが(笑)、今年こそは、早くコロナ禍が終息して従来の学校運営モードになることを願っています。😀

多くの大学がほとんどリモート授業でも学費を割引しないことが話題になっていましたが、息子が通う小学校でも学費の割引は一切ありません。恐らく、ほとんどの都内の私立小学校は、緊急事態宣言から6月頃までリモート授業で対応していたと思いますが、それでも通常と同じ授業料です。それでも保護者から不満が寄せられているという話は聞きませんし、私自身も、生徒の登校がなくても、先生方の負担は変わらない(むしろ、通常とは違うリモート対応が必要になった分、増えていた)と感じていますので、割引がなくて当然だと思っています。大学では授業料の割引がないことが問題になり、私立小学校では問題にならないのは、リモート授業の対応の質と、小中高は少なくても7月頃から通常登校に切り替わったことが大きいのかもしれません。

今回のコロナ禍で、私立小学校の多くがリモート授業での対応ができたのは、やはり学校としての意思決定の早さが一つにあるのではと思います。公立の小学校は、どうしても管轄の市町村や都道府県の教育委員会の指示のもので動くため、このような非常時では特に、通常とは異なる対応に舵を切ることの判断に時間がかかるのではと感じました。その点、私立小学校は、学校に閉じた中で方針を決定して、対応することができます。コロナ禍に限らず、こうした非常時に子供達にとって最善の対応を学校独自の判断で決めて対応できるというのは、やはり、私立小学校ならではの強みではないかと、今回改めて感じました。😀

最近は、大手の学習塾やお教室では、オンラインでの受講を選択肢にしているところも多いので、既に各家庭でこうした環境が整っているご家庭も多いかと思いますが、息子の通う学校では、学校側がリモート授業をすることを保護者にアナウンスしてから一週間程度で、学校や各家庭が協力してリモート授業を受けるために必要なネット環境と接続PC/タブレットが準備できていました。多くの私立小学校で同じような状況だったと聞きますから、私立小学校に子供を進学させるご家庭ではIT環境レベルが高いので、学校側もリモート対応がしやすかったということがあるかもしれません。