面接では事実を話せるように
子供本人、あるいは親子面接のある学校を受験されるご予定がある場合は、試験で想定される質問に対して、お子さんが実際に普段やっていることや思っていることをもとに答えられるように、親子で準備しておいた方がよいかと思います。😀お誕生月が早い優秀なお子さんの中には、たとえ本当にそう思っていなくても、練習した通りの受け答えを面接でできるお子さんがいるのかもしれませんが、多くの場合、子供本人が本当に普段やっていることではない、思っていることでもない教え込まれた内容は、いくら練習して面接に臨んだとしても、本番ではうまく話せなくなる子が多いのでは?と思います。😅
例えば、「お友達とは何をして遊ぶのが楽しいですか?」と質問されたとして、一巡目は準備した通りの遊びを答えることができたとしても、「なぜですか?それはどういうところが面白いですか?」といた二巡目の質問が来たら、その子が本当にその答えた遊びが面白いと思ってやっているものであればその場で答えられるでしょうが、矢継ぎ早に質問される中、受け答えのために覚えた内容を思い出して、本番の面接で即座に答えることは難しいと思います。少なくてもうちの息子はそうでした。😓事前に面接のために想定問答を作り、受け答えを練習しておくのは構わないと思うのですが、事前に質問への答えを用意するときは、本当にその子が思っていることや理由を親子で見つけ出して答えとして準備しておくと、面接本番でも、自分の考えを言う訓練さえしておけば対応できるのではないかと思います。😀
「お母さんは好きですか?(好きと答えた後に)どういうところが好きですか?」といった、好きな理由を問う質問などは特に要注意です。😅こうした質問はお母さんの代わりに、よく幼稚園や保育園の担任の先生について聞かれる場合もありますが、子供本人が本当に好きだと思っているところはどこなのか、本人から言わせてみて、子供自身に認識させる機会をつくると良いと思います。😀自分の気持ちをうまく言葉で表現する力があるお子さんは別ですが、物事の好き嫌いを感覚的に捉えている子供も多いので、いざ好きな理由を聞かれても、自分の言葉でうまく言えないお子さんも多いのでは?と思います。😁
うちの息子の例ですが、お教室の模擬面接で、「お母さんのどういうところが好きですか?」という質問がでて、沈黙してしまいました。(笑)沈黙の理由を訊ねると、「好きなところはたくさんあるけれど、その場で思いつかなかった。覚えた答えも忘れた。」とのことでした。😅お教室の先生にも、「●●くん(息子)、よりによってこの質問で沈黙は、ちょとまずいわ・・・」と苦笑いされてしまいました。😓用意していた答えは、「料理が上手なところ。」だったのですが、恐らく、息子は本当はそう思っていなかったということが、この模擬面接で分かりました。😅確かに、私の料理の腕前は普通です。(笑)その後、息子と話したところ、「お母さんは僕に言った約束を必ず守ってくれるところがいい」という言葉が息子から出たので、お母さんの好きなところを聞かれたら、そう答えることにしました。「具体的には、どういう約束をお母さんは守ってる?」と聞いたら、「例えば、保育園のお迎え時間、”今日は●●時には迎えに来るからね。”といったら必ずその時間に来てくれる。来てもらえない子もたくさんいる。」と答えました。それからというもの、私は「お迎え時間に、何が何でも遅れるわけには行かない!」というプレッシャーを抱えながら、生活することになりました。😂