家庭学習で利用した市販の問題集
今回はペーパーテストの家庭学習で、息子が受験本番までのそれぞれの時期に応じて取り組んだ市販の問題集を少しご紹介したいと思います。😀お受験準備をスタートして、4月から5月前半までの初期にやったのは、ピグマリオンシリーズです。こちらは、恐らく、早くにお受験準備を開始していたお子さんなら、とっくに終えているであろう基礎的な問題で構成されています。😀息子の場合、小学校の先取り勉強をしていたため、数の問題は得意でしたが、その他の小学校受験で出題される問題でやったことのない分野を一通りやって、弱点分野を見つけるために、こちらの問題集を家庭学習で利用しました。ピグマリオンシリーズはボリュームもさほどなく、内容も基本的なものだったので、息子は1日~2日で1冊くらいのペースで、代表的な分野の問題集をやり終えました。
それから取り組んだのは、ひとりでとっくんシリーズす。ひとりでとっくんシリーズは、基本的にピグマリオンと同じ基礎レベルの問題が中心ですが、各分野ごとの問題集の最後の方には応用問題が数問含まれているので、基礎力を固めた後に、次のレベルに学習を進めたいときに利用しやすい問題集だと思います。😀
その後、夏季講習が始まる7月前までは、奨学社の「ハイレベル合格ワーク100」を利用して、応用問題に取り組みました。この問題集は、分野別に計4冊ありますが、何より良かったのは、問題量が多いことです。特に、お話の記憶はたっぷり含まれていて、お話の記憶が苦手でたくさん問題数をこなさせたいと思っていた息子には重宝しました。また問題の内容も、ハイレベルとは言っていますが、全ての問題がハイレベルというわけでもなく、基本レベルの問題は実践に近い問題の出し方がされるなど、問題構成がとても工夫されています。うちの場合、このハイレベル合格ワークは、夏季講習前から夏季講習中に、全ての問題を2回やりました。息子のペーパー力を伸ばすのに一番役立ったといっても過言ではない問題集です。😀
ハイレベル合格ワークをやりながら、躓いた分野を強化するために利用していたのは、息子が受けていた模試の主催団体「教育図書21」が販売している特訓シリーズです。こちらは、合格ワークに比べて、シーソー・てんびん、回転図形、生活常識など細かい単位で問題集が発行されているので、ピンポイントな苦手な分野を補強するために利用できます。ボリュームは少ないので、うちの場合は、試験直前に、苦手な分野だけを短時間で復習するためにも使いました。😀
夏季講習が終わって、9月からは、過去問を始めました。うちの場合は、9月は埼玉の小学校、10月は神奈川の小学校を受けましたから、まずはその二校から、そしてその後は、都内でうける志望校の試験の日程順に、過去問を購入して取り組みました。そして過去問と並行して、NEWウォッチャーズから出ている「私立小学校入試セレクト問題集」に取り組みました。こちらは、本試験を前にした実戦レベルの問題を解くのに慣れるために利用しました。分野別に全部で3冊あるこの問題集を終えた後、11月の本番直前までは、奨学社の「合格完成テスト」に取り組みました。過去問をやる中で、その学校によく出る問題で苦手な分野を発見したときは、その都度、その時のレベルにあう問題集を探して購入してやらせたりしましたが、息子のペーパーテストの家庭学習の軸として利用していた問題集はおおよそ今回ご紹介したものになります。😀
お子さんのレベルや学習の進行状況によって、合う合わないがあるかと思いますが、もしよろしければ参考にして頂ければと思います。あと、もし理科系の問題が良く出る学校を受けられる場合は、学研の「かがくのれんしゅうちょう」という未就学児向けのワークブックがお勧めです。小学校受験の理科問題は、この一冊でほぼ全て網羅できるので、息子は何回もこの一冊を解いて、理科系の問題はクリアしました。😁