小学校受験で得たもの、失ったもの
お受験をしたことで息子が得たことは、たくさんあります。😀まず、毎日勉強をする習慣ができたこと。次に、できないことも練習すれば出来るようになるという自信が息子についたことです。他にも、細かいスキルレベルではたくさん収穫がありましたが、大きくあげるとすればこの二つです。では失ったものは何かというと、一番は、「年長の楽しい思い出」でしょうか。😅小学校に入る前の最後の一年間はほぼお受験一色でしたので、毎年恒例だったGWと夏の旅行にも我慢して、「受験が終わったら、小学校に入る前にゆっくり旅行に行こうね。」と話していたところに、このコロナ禍が始まりました。。なんだかんだで、息子とはこの2年ほど、お出かけらしい外出はほとんどしていません。😅当面はこのコロナ禍が続きそうなので、しばらくは、息子との約束を果たせない日々が続きそうです。😓
就学前は、私の仕事の都合に合わせて、平日などの混んでいない時期に保育園を休んで旅行などにも行っていたのですが、いざ小学校に入ってしまうと、子供の休みに私が合わせなくてはならないので、コロナ禍ではなくても、旅行などに出かけるタイミングがとても難しくなりました。こんなことになるなら、お受験の間でも、行けるときに旅行にでも行って、一つでも息子と思い出作りをしておけば良かったと思います。母親と出かけるのが楽しい時期なんて、特に男の子は短いでしょうから。。😓
それからお受験の取り組み方ですが、うちの場合、受験準備の期間が短かったのでやむを得なかった面はあるのですが、楽しみの旅行を我慢してまで受験勉強というのは、ちょっと頑張りすぎたかなと反省しています。😓旅行だけでなく、保育園をお休みしたり、息子は様々な楽しみを犠牲にしてお受験に取り組んだので、希望の小学校に合格した時点で、息子にはなんとなく「目標は全て達成した感」が見られ、小学校に入学してからしばらくは、毎日勉強はするのですが、お受験でやっていたときよりも、かなり勉強量が減っていました。。😓「小学校に合格して入学して終わりじゃなく、これからが本当のスタートだよ。」という話をして、最近はようやく、先取り勉強を再開するなどして、徐々にお受験の頃の情熱を取り戻し始めましたが、できるだけ普通の生活をしながらお受験をする方が、小学校合格後の子供のモチベーションを保つためには良いのだと、後で思いました。そして、私も息子によく言っていた、「受験が終わったら、●●しようね。」という表現は、「小学校に合格したら、それがゴール」というような気持ちにさせてしまう恐れがあるので、避けた方が無難なようです。(苦笑)
そういえば以前、コロナ禍の今年の受験を振り返った記事を書きましたが、各学校の今年の出願数があちらこちらで徐々に公表されつつあるようです。😁出願状況を公表している学校の出願数を見てみると、昨年比で志願者数が増えた、あるいは据え置きの学校が大半です。😲この結果を見る限りでは、コロナ禍が小学校受験の志願者数の大幅な減少につながることはなかったようです。でも、もしうちが今年受験だったら、受験準備を始めてすぐにコロナ禍の状況になり、お教室にもろくに通えない状況で受験をする決断は出来なかったと思います。そう考えると、小学校受験をするほとんどのご家庭では、うちのように年長になる直前ではなく、早くからお受験準備を始めるご家庭が多いということなんだと思います。
公表されている各学校の志願倍率を見るときにいつも思うのですが、「非公表」としている学校の意図はなんでしょう?🙄志願数があまり多くないので公表したくないのか、それとも、何か別の意図なのかか・・・。何人受験しているのか公表しない学校は、なんとなく、以前の記事にも書きましたが、「学校側の好みのタイプ」が合格に影響しそうな気がして、説明会に行っていい学校だなと思った学校でも、うちの場合は出願校から外しました。😅