今年のお受験
今年のお受験も、都内の私立小学校はピークが去りつつある頃かな?と思います。先日、最寄り駅のとある学習塾の前を通ったときに、「全国統一小学生テスト」の張り紙をたまたま目にしました。どんなテストなのか、私は全く知らなかったのですが、学習塾に貼ってあるということは、既に学習塾に通っているお子さんか、ゆくゆくは中学受験を考えているお子さんが受ける試験だと思ったので、中学受験をねらう小1のレベルとはどのようなものかを知るために、息子に受けさせてみたいと思いました。😀
その日の夜、「ねえ、中学受験をする子たちが受ける試験が近所で受けられるみたいなんだけど、受けてみる?」と息子に聞くと、「受ける、受ける!」とノリノリで答えてくれたので(笑)、さっそく申し込みをしました。息子は先取り学習をしているので、小1レベルのテストなら楽勝だと思っていたのか、「飛び級受験しないなら、満点取ってくるね!」と自信満々に、張り切って試験に臨みました。😅
テストの間、塾長さんから、コロナ禍で今年度の中学校入試はどうなるかについての予想を伺う機会がありました。その塾長さんによると、今年度は、コロナ禍で経済的な事情が発生したり、遠距離通学を敬遠する家庭もあるだろうから、全体としては志願者は若干減るかもしれないが、その塾での模試の受験者数を見る限りでは、ほぼ昨年度と同じレベルになると思われるというものでした。さらに、コロナ禍で、多くの公立校が休学となる中、オンライン学習で授業を続けた私立の良さが見直されたということもあるので、そのような対応が迅速に出来た学校はかえって人気が出る可能性もあるとも、付け加えておられました。
この話を聞きながら、私も過去の投稿で、今年の小学校入試について似たような予測を立てていたので、「あら、私の見立てもまんざらでもなかった?!」と思ったりしました。😁実際、息子の通っていたお教室の先生と、先週、偶然ばったり駅で会うことがあり(笑)、「今年はどんな感じだったんですか?」と立ち話がてらお聞きしてみたところ、息子が通っていたお教室では、ほぼ例年と同じ人数の生徒さんが受験されたとのこと。ただ、息子のようにほぼ年長になる頃から入って受けた生徒さんはゼロだったので、その分が少なかったそうです。もともと息子の通っていたお教室は、年少、遅くても年中から通う子が大半を占めていたので、もともと受験を考えていた家庭では、あまりコロナ禍の影響はなかったのかもしれません。一つだけ、昨年と大きく違う点として先生がおっしゃっていたのは、一人あたりの併願校は少なかったということです。やはり、通学の遠い学校や他県の学校は、志願先から外した方が多かったそうです。
もしこの傾向が他の多くのお教室でも見られたとすれば、今年の小学校入試は、全体の志願倍率は下がっていたとしても、学校ごとに本命受験が増えていた可能性が高いので、「実質倍率が高い試験」だったかもしれません。。
さて、息子の試験の結果ですが。正式には11月中旬以降に自宅に送付されるそうですが、息子が戻ってきて私に言った第一声は、「すごい、難しかった・・・」でした。(笑)そりゃ、そうです。無料の試験でみんなが簡単に出来てしまったら、その塾に通う必要がなくなりますもの。😅この試験は恐らく、塾への呼び水的な意味もあるのでしょうし。。。
息子がリベンジしたいというので、また機会があれば試験を受けさせてあげようと思いますが、「学校ではない学習塾の試験」を早い機会に体験できたことはよかったと思います。😀
※後で調べてみましたら、息子が受けたこのテストは、低学年のうちは、うちの息子のように中学受験することをまだはっきり決めていないご家庭のお子さんも多く受けられているようです。😅高学年になると、本気で中学受験を目指す子たちは、各塾が有料で実施する試験を受けるようでした。中学受験も小学校受験と同様、お金がかかりそうです。。