学校での初トラブル

本日は小学校受験でなはく、小学校に入ってからのトラブルのお話です。どの小学校に入っても、多かれ少なかれ、子供同士のトラブルはつきものかと思います。😓

少し前のことになりますが、息子がお友達に制服の帽子をいたずらされるという事件がありました。これまでも何回かあったようなので、息子は相手にしないようにしていたらしいのですが、今回ばかりは、帽子が一部壊れてしまったので、息子の堪忍袋の緒が切れたようです。(苦笑)その日ばかりは、「人の帽子を取って壊して何が面白いのか全然分からない。」と息子は言ってカンカンに怒って帰って来ました。😅

私が「きちんとやめてって言った?」と息子に聞くと、「言ったけどやめなかった。」とのこと。息子の保育園は、あまり乱暴なことをする子がいなかったので、恐らくこういうタイプの子と付き合った経験が、息子にはほとんどありません。😅なので、「自分は嫌なんだ。」ということを強く主張しなくても、平和に保育園生活が送れていたため、息子の「No」を主張する能力はかなり低めです。😅恐らく私は、最初に帽子を取られたときに、はっきり相手に嫌だと伝えきれていなかったことで、相手が「もっといいだろう、もっとやってやろう。」という風に、だんだんエスカレートしてしまったのだと思いました。

ともかく、帽子は買い直しとなりました。このまま放っておくと、もっと大きないたずらに繋がっていくのが怖かったので、翌日、私は息子の口から担任の先生に事の次第を伝えさせることにしました。息子の話が本当なら、普通に弁償ものだと思いましたが、ただ、その子にもそんなことをする「理由」があるはずで、その理由が息子に起因しているものならば、私はそれが知りたいと思いました。先生に伝えることで、帽子を壊した相手の子を罰して欲しいというのではなく、そうされる息子の何が悪かったのかが、知りたかったのです。

結局、先生が息子と相手の子の両方から話を聞いた内容をまとめると、「息子のことが鼻について、何かやってやろう。」ってことでやっただけの「ちょっとしたいたずら」だったそうです。😓息子は学校では男の子特有の悪ふざけにも乗らずに冷めた目で見ているそうで、そういったところが、相手の子にとっては普段から、「小ばかにされている。」と感じたそうです。気持ちは分からなくもないですが、だからといって、他人のものを壊してしまうまでやるのは、いたずらにしては行き過ぎです。

いたずらしたお子さんの親にも、先生から話を伝えたようですが、その親御さんも、「子供同士のちょっとした、良くあること。」ということで捉えられたような印象を受けました。そして先生は終始、どちらの子に加担することもなく、中立の立場を取っておられました。もし私が今回いたずらした子の親の立場だったら、少なくても息子に相手の子に直接、きちんと謝らせた上で、先生が必要ないといっても、帽子を弁償させてもらえるようお願いしたと思います。

一応、ちゃんとした私立の小学校に入学したはずなのに、学校も加害者側の親子もこんな対応なんだぁ、と私はとても驚きました。(笑)理由はともかく、人のものを壊したら、壊した方がまずきちんと謝る!という感覚の私がおかしいのでしょうか・・・。😅

あとで知ったのですが、そのお子さんはものすごい由緒あるお家のご子息だそう。うちなんかとは違い、おそらく、寄付金もなどもさぞかしたくさん収めているのでしょうし(笑)、今回、学校側から相手の子にあまり踏み込んだ指導がなかったのは、そういう大人の事情もあるのかなと、ちょっと思いました。「学校でだって、親の経済力で子供の扱いが変わることもある」ーー小学校によって違うとは思いますし、今回の件もあくまで私の推測の域を出ていませんが、公立小学校にはないであろうこのような一面が、もしかすると私立小学校にはあるかもしれないということを、私が初めて考えた出来事でした。。。😓