あんなにやらなくても・・・?

終わってみれば、小学校入試のために「あんなにやったことが当日全然でなかった!」ということはたくさんあります。(笑)これは、私たち親子が人並み以上にやっていたというのではなく、恐らく大多数の小学校受験をしたご家庭では、そう思われたことがあるのでは?と思います。😀

結果からみると、「あんなにやらなくても合格できたのでは・・・?」と思ったりした時期もありましたが、実際に小学校に入学して、その考えは一転しました。😅たった一回限りの、たまたまその年の入学試験に出なかったことでも、その学校が過去に出題している内容は、”この学校に入学するからには、これが出来ていることが前提ですよ”という学校側のメッセージなのだと思いました。

小学校受験の中でも、制作や絵は、息子が特に苦労して、たくさん練習した試験科目ですが、息子が受けた年の入学試験では、どの学校でも練習したことのほんの一部しか必要ありませんでした。でも、いざ入学してみると、まだ一年生なのに、息子が去年さんざんお受験のために練習した、切る、貼る、塗るなどのスキルがを使って、けっこう複雑な工程の制作を作ったりしています。絵も学校で描いてきますが、クラス便りなどをみても、どの子も、みんなとても丁寧で、上手です。そりゃそうですよね、さんざんお受験で特訓してきた子ばかりなのですから・・・。😆

息子も試験の直後は、「制作とか絵、やりすぎ。あんなにやったのにそんなに出なかった。」と文句を言っていましたが、入学後には、「去年たくさん練習しておいて良かった~。やってなかったら、全然授業について行けなかった。」と言っていました。😅絵も、去年までは、なんとなく”The お受験用”みたいな、ぎこちない絵しか描けませんでしたが(笑)、絵を描くということが一年たってようやく手になじんできたのか、今では自分なりにとても上手に描けるようになりました。「今年受験だったら、どんなに楽だったろう」と思うくらいです。(笑)ですので、以前の記事にも書いておりますが、これから受験を目指す方は、是非、制作や絵だけは早めに準備をはじめることをお勧めします。😃

ペーパーテストも、本番の試験では、どの学校も息子が勉強していたことのほんの一部しか出題されませんでしたが、こちらも息子だけでばく、クラスメートもみな、入学前にみっちり問題を解いてきた子ばかりとあって、息子が学校でやってきた授業のノートを見ると、私のイメージにある小学校一年生の内容とはかけ離れています。(笑)息子は小学校の入学時には、算数の先取り勉強は4年生くらいまで終わっていたのですが、そんな子はクラスに普通にいるようで(苦笑)、ペーパーに関しては、息子は自分が思ってたよりも先取りのアドバンテージが少ないことが分かりちょっとショックだったようです。。。😅

今年の受験が終わった後に、「あんなにやる必要がなかった。」と親子でもし思うことがありましたら、「きっと入学後にやったことが必ず役に立つ!」と思って下さい!😁