巧緻性、ラストスパースパート

今回は、本試験直前に復習していた巧緻性の内容をご紹介します。巧緻性は全てをおさらいするのは無理なので、息子が受けうける予定の学校の過去問を中心に、出そうなものをPick Upし、取り組ませました。😀

【生活巧緻性のおさらい内容】
・毎日着るパ
ジャマを風呂敷につつんでしまい、着るときにまた風呂敷から出し、風呂敷を畳む。
・靴ひものある靴を履かせて、外出する度に、くつひもで蝶結びをさせる。
・制作に使うハサミ、のり、ホッチキスなどを箱に片付けさせる。(この時、注意したのは、工夫しないと全部入らないような大きさの箱に入れさせることです。)
・ボタン付きスモックを着てから、ペーパーの勉強をする。(日によって、わざと裏返して渡したりして、スモックの裏表を確認し、裏の場合はひっくり返してから着る習慣をつけさせました。)
腰紐で結ぶエプロンと三角頭巾をつけて、毎日夕食時に、食器を正しい位置に配膳する。(息子の毎日のお手伝いは、食事前のテーブル拭きと配膳だったので、その機会を利用して、エプロンと三角頭巾の着脱の練習をさせました。)

生活巧緻性については、わざわざ別に時間を設けて練習させる余裕がなかったので、生活のついでに出来るだけ練習ができるように工夫しました。😀

【制作巧緻性のおさらい内容】
・モール2本をねじる、モールを3等分、4等分にして切って分ける。
・渦巻き状の円がかかれた画用紙を、線の通りにちぎる。四角い画用紙をちぎって、できるだけ長い紐にする。
・○、△、□などの形がかかれた画用紙を、指示された通りの色で塗り、線の通り切って、見本のとおりに貼る。(見本は形の色や貼り方を変えて5種類つくり、日によって違う課題を出しました。のりは、壺ノリ、スティックのりを一日置きに使わせていました。
・私が折り紙を何回か折って見せた後、その通りに息子が真似して折る。(難しい折り紙を折らせるのではなく、3~4回程度続けて折った折り方の順序を覚えて、その通りに再現する練習です。指示工作の指示を覚える練習です。
・くじを引かせて、そのくじに書いてあるお題に合う絵を描く。(1日一枚、お題は、私が20テーマほど考えた中から息子がくじを引き、自分の絵のレパートリーの中からお題に当てはめて描けるように実践練習をしました。)
・市販で購入した制作セットから、1つ選んで完成させる。(難易度の低めのものを、時間内に完成させることを第一目標に1日1つ、取り組ませました。)

制作巧緻性については、私たち親子は最後まで”やり切った”というより”もっと時間があれば・・・”という思いもありましたが😅、やり足りない部分に目を向けるのではなく、試験直前までに出来るようになっていることに目を向けるようにして、出来るようになっていることについては、それを当日、確実にできるようにすることを第一に取り組みました。小学校受験の準備の開始が遅かったことで一番ハンデがあったのは、制作巧緻性だったというのが私たち親子の実感です。制作巧緻性だけは、お教室でもやはり年少から経験していた子は、みなさん非常に出来ました制作巧緻性は、練習した数、取り組んだ年数だけ確実に上達するものだと思います。😅もし、これからお受験をするか迷っておられる方でも、受験する可能性が少しでもある場合は、制作巧緻性だけは、自宅でもいいので早めに取り組み始めることをお勧めします。😀

巧緻性?に入るのかどうか微妙ですが、いわゆるノンペーパ科目で、私たち親子がある程度のレベルで妥協し、試験直前の時点で完全に捨てていたものは”(立体)パズル”です。😓パズルの中でも、三角パズルはペーパーテストの図形問題に関係するので、出来るようになるまでとことんやりましたが、ピースを組み立てて絵を完成させるような本当のパズルや立体ブロックを使って組み立てるパズルは、もし試験にでたら”時間切れでアウト”になる覚悟で捨てました。。。😅

息子にはたくさん出来ること、得意なことがある中で、よりによって苦手なことが試験に突然出て、それでご縁を頂けないような学校は、もともとご縁がないといいますか、相性の悪い学校だと、この時期は開き直って?過ごすようにしていたせいか(笑)、かえって本番試験が近づくほど、あせりを感じなくなった記憶があります。😄