本番1か月前ペーパーテストの取り組み

私たちのお受験は、学習量的には夏季講習が終わるまでがピークで(笑)、特に10月に入ってからは、ようやく”終わり”が見えてきたこともあり、まだまだ息子の力が足りないという不安がある反面、受験を終われるといううれしさから、早く試験本番の日がこないかとも思うようになっていました。😅

この時期のペーパーは、基本的な問題を中心に時間をはかって解く練習をさせていたことは以前の記事でも書きましたが、10月からは過去問を利用して、より本番を想定した練習を組み入れるようにしていました。それまでも、筆記用具はサインペン、赤青の色鉛筆、鉛筆など息子が受験する予定の学校で使うとされるさまざまな筆記用具で練習させていましたが、過去問をするときに、その学校指定の筆記用具で取り組ませるようにしました。また、意外に重要なのは、訂正の方法です。斜め二重線のところもあれば、横二重線のところもあったりと、学校によって違うので、一度過去問で覚えても、息子は混同してしまうことがありました。そこで息子には、試験のはじめに出される訂正の仕方の指示を当日よく聞いて確認するようにと教えました。

ペーパーテストの過去問をするときには、問題を一つずつ分けて取り組むのではなく、その年の分は通して、全ての問題の時間をはかって、本番を想定した方法で解かせました。息子は模試をたくさん受けていたので、通しで問題をすることには慣れていましたが、1つ途中で出来ない問題にあたると、そこで気持ちが引きずられて、次の問題にすぐに行けずにできる問題を落としてくることがありました。通し練習をすることで、「自分ができない問題は、みんなもできないのだから忘れて、次の問題を取りに行こう。」という姿勢で、立ち止まらずに進むことを教えこみました。そして、もし時間が余ったら、必ず見直しをするクセをつけさせました。

過去問をやっていくうちに、なんとなくその学校との問題の相性みたいなものが見えてきました。相性というのは、問題の難易度とはまた微妙に違って息子が「解きやすい」と感じる問題を出す学校です。息子の場合はお受験準備を開始するのが遅かったため、過去問に早く取り組むのは実力的にも9月末~10月が最適な時期だったと思いますが、もう少し早い時期にペーパーの力を仕上げることができるお子さんなら、早めに過去問をやらせてみて、その学校の問題との相性を見て、出願校を選択するという方法も、もしかしたらありかもしれません。😀

基本的な問題を中心に・・・といっても、この時期、全く応用問題を解かせなかったわけではありません。お教室の先生の話によると、最近のペーパーテストは、思考力を問われるような問題を出す学校が増えてきているとのことだったので、1日に最低1問は、推理・思考の分野の問題を解かせるようにしていました。

10月にもなると、息子は市販の小学校受験用問題集はかなり制覇してしまって😅、まだやっていない問題集が最寄り駅の書店にはもはやない状況でした。(苦笑)同じ問題集を何回もすると飽きるのと、答えを覚えてしまうため、目先を変えて、小学校受験用ではなく、小学校入学前の就学準備教材として販売されているワークブックを購入してやらせてみたりもしました。いつもやっている問題とは少し違うかたちの問題を解くいい練習にもなり、また、お受験用の問題集とは違い、問題集全体のトーンがポップで楽しい感じで作られているので、息子も楽しんで取り組んでいました。