お教室探し
とりあえず、短期間で効率的に「小学校受験でやるべきこと。」を知るには、
私はお教室に通うのが手っ取り早いと考えました。
調べていくと、お教室には、大きく分けて2種類あることがわかりました。
お教室が各所にあり、複数校に受験対策ができる「大手」と、
お教室は1つで、そのお教室周辺にある学校をターゲット(得意)とする
「個人経営」のお教室です。
数ある中から、5つ(大手3つ、個人経営2つ)のお教室に電話をして、
話を聞きに行くことにしました。
大手3つは自宅から通いやすい範囲にあった3校を選び、
個人経営の2校は自宅からは少し離れていましたが、
大手との違いを知りたい気持ちがあり、話を聞きに行きました。
電話をした段階で、3校については、「お子さんの体験授業の間にお話することもできますよ。」
というご提案を頂いたので、息子を連れて行きました。
よくある英会話学校のノリで、私はてっきり体験授業は無料かと思って行ったのですが、
実際は5000円~10,000円の体験料がかかりました。
そして私は、お話を聞きに行く際には必ず「母子家庭」であることを伝えた上で、
年長になる直前という今からでも、「挑戦してみませんか?」
と言って下さるところがもしあれば、本格的に受験を考えようと思っていました。
結果的に、母子家庭であることを伝えた上で、「入会しますか?」とお誘い頂いたのは、
4校中3校です。
(5校のうち1校については、授業には保護者の同伴が必須とされていたため、
仕事を持っている私では通うのが難しいと判断し、ひとり親であることは伝えず、
入室をお断りしてきたところなので、カウントしていません。)
4校のうち1校だけは、私が「母子家庭であること。」を伝えると
応対した責任者の方が明らかに困惑した表情をされましたが、
他の3校については特に驚くわけでもなく、
ひとり親家庭で受験して実際に国立小学校に合格された方がいることや、
最近はひとり親で私立小学校を受験することは珍しくない、
といったお話を伺うこともできました。
お教室探しのこの手ごたえを得て、私は
「ひとり親家庭での受験は少数派には違いないけれど、
小学校受験に受け入れられない条件ではない。」ことを確信しました。
むしろこのお教室探しを通じて、ひとり親家庭であることよりも、
「息子が早生まれであること」、「ほぼ、年長からの受験スタートであること。」の方が、
受験においてはハンデとなる可能性が高いことを知りました。
この時点では、私たち親子はまだ具体的な志望校を検討していなかったので、
ターゲットにしている受験対象校が広い「大手の教室」の方が我が家には向いている
と考え、最終的には大手Tで小学校受験に挑むことに決めました。