かけこみお受験、まだ間に合います!

コロナ禍で、私立の学校の多くがオンライン授業で対応している様子を見て、「これまでは小学校受験をする気持ちはなかったけれど、私立に行かせたい・・・」と思い始めた親御さんがもしいらっしゃいましたら、今からでも間に合うと思います!😀私たち親子がお受験に向けて本格的な取り組みを始めたのは、年中の3月でしたから、もし今からすぐにでも始めれば、私たち親子よりも受験まで2か月も多く時間があります。😅息子は特に優秀な子というわけではなく、ごく普通の、しかも早生まれの男子です。😄親子が協力して、本気で取り組むことができれば、遅すぎることはないと思います。

ただ、私たち親子も、11月の本試験までの8か月という短期間に、ペーパー、巧緻性、制作・絵画、運動、行動観察に取り組まなくてならなかったので、それはもう、やること盛りだくさんの大変な日々で、息子にはとても負荷をかけたと思います。「お受験するなら、もっと早くから取り組ませてあげればよかった。」と私は何回も後悔したものです。ですので、もし、今、現時点で小学校受験をしようか迷っている方がいましたら、1日でも早く、受験の準備を始めてみて下さい。始めてから、やはり受験を辞めるというのもありだと思いますし、それは後でもできます。😀

経験上、お受験に取り組むのが遅くなることで一番苦労するのは、「制作・絵画」だと思います。これだけは、子供がこなした数だけ確実に上達するので、お受験を考えているなら、これだけでも先に始めておくと、あとの科目は、年長になってからでも追い込みは効くと思います。特に、お受験準備を始めたときからすぐに、毎日息子にさせておいて良かったと思ったのは、切る、貼るなど、制作に必要な基本動作の訓練です。息子の場合、こうした基本動作が上達していないうちは、「上手にできない→完成しない→工作嫌い→練習したがらない」という負のスパイラルに陥りがちでしたが、夏を過ぎる頃になって、基本動作が上達したところで、作品を時間内に完成させられることが増えてきました。一見、地味な取り組みですが、あとでジワジワと効いてきますので、やはり、この基本動作を上達させることが、制作が上達する早道だと思います。制作については、過去の記事でも私たち親子の取り組み事例をご紹介していますので、興味のある方はご覧頂ければと思います。😀

絵画については、息子の保育園では「絵を描く」こと自体がほとんどなく、経験はゼロに近かったので、それはそれは、息子は苦労しました。😓過去の記事にも書いていますが、3月から夏ごろまでの前半の時期は、息子には一枚の絵を完成させるよりも、とにかく絵を構成する部品を書けるようにする練習をさせていました。特に小学校受験では、「人が何かをしている」絵を描かなくてはならないお題が多いので、まずは人物を描けるようになることを優先的に練習し、その後、絵を構成する他の要素(花、建物、動物など)から、それぞれいくつか描くものを決めて、それを描けるようにする練習をしました。この練習をするときに、後で後悔したのは、クレヨンとクーピーの両方で絵を描く練習をはじめからさせておけばよかったということです。受験する学校を決めている方であれば、はじめから実際の試験で使う方だけを練習するのもありかもしれませんが、複数校を受験することを予定されている場合は、できれば両方で練習しておくか、どうしても片方に決めて練習するなら、経験上、クレヨンで練習しておけば、クーピーの絵は描けると思います。😀

お受験の制作・絵画についてどこかで習う場合、大きく2つの選択肢があると思います。1つは、通常通うお教室に付随しているクラスを取る場合と、もう一つは、お教室とは別の美術教室のようなところのお受験コースを取る方法です。うちの場合、お教室の夏季講習などの特別講習を除いて、結局、どちらのクラスにも通いませんでしたが(理由については、以前の記事に書いています😀)、もし私が、この2つの選択肢のうちどちらかの教室で息子に制作・絵画を習わせていたとしたら、前者を選んだと思います。😃いずれも私は授業を見学しましたが、後者の方は、確かに作品はとても立派でしたが、どの子の作品にもなんとなくそのお教室の「色」がついていて「年相応さ」や「その子らしさ」が欠けているように見えました。私立小学校の中には、入試でその点を重視するところもあると聞きますから、どちらかに通うとするなら、お受験としての制作・絵画は、やはりお受験をよく理解しているお教室のクラスを取った方が良いような気がします。ただ、たまたま私が見学した美術教室のクラスがそうだっただけかもしれませんが。。😓

息子が入学した小学校では何かと絵を描く機会があるので、「お受験でたくさん練習しておいてよかったね。」と、よく息子と話しています。😁