早くも、進路に悩み中
うちの場合は、小学校受験の準備に取り掛かるのが遅かったので、もし息子が中学校受験をするなら、今度は早めに準備をしたいと考えています。ただ、小学校受験が終わってまだ一年、そのまま上の附属に進むのかよいのか、中学受験をして外部に一度出てみるのがよいのかの判断は、まだつきません。😅都内の場合、私立の有名校は高校から受け入れてくれるところが少ないので、出るとしたら中学受験か、公立の高校受験のいずれかになると思います。
公立高校も良い学校はありますが、公立高校は”内申書”が重視される傾向があるのでは?と思います。(私のときと時代が変わっていなければ、ですが。😅)この"内申書"の点数は、5教科のように明確にテストの点があるものは、本人の実力次第で評価点を得ることができますが、その他の専科科目(体育、美術、音楽等)も含めて高い評価を得るには、”先生うけのいい子”であることが必要になるかと思います。私自身は、この”先生うけのいい子”になるよう努めていたので(笑)、苦手な運動でさえ評価は5段階中4を頂いたりして、内申点は取れた一方で、中学校生活は全く楽しくありませんでした。。😓この、まるで先生の顔色をうかがうような学校生活を息子にはさせたくないと思っているので、今のところ、公立の高校受験は考えていません。だとすると、途中で外部に出るタイミングは中学受験一択になります。😀
私は小学校受験の準備を始めた頃から、どの小学校に進学したとしても、小学校は親の私が選んだ道なので、大学だけは息子自身に選ばせて、他の多くの受験生と同じ一般受験をして進学してもらいたいと考えていました。その方針に今のところ変更はありませんが、私の経験上、試験というのはある程度”受け慣れ”しておくのも重要ではないかと思うのです。そして、受験という経験は、小学校受験もそうでしたが、短期間にその子の力のもつ力を伸ばすことができる貴重な機会だと考えています。偏差値が高い、中学からの合流組がいる小中校一貫校で、よく受験してくるお子さんの方が小学校からの内部進学組よりも学力が高いと言われるのは、内部進学組が”受験”という、学力を飛躍的に伸ばせる機会を得ていないからだと思います。
そして私の一番の不安は、小、中、高と仮に12年間同じ学校にこのまま内部進学して、大学だけは受験をするというときに、はじめて息子が自分で受ける試験が大学受験になるわけですが、「それって本当に大丈夫?」ということです。。。12年間、試験なしで進学してきたものが、急に大学進学時にお受験モードに切り変えられるものなんでしょうか・・・?😅小学校受験から大学受験までの期間があきすぎています。(笑)
目先の学力を伸ばすということだけを考えると、中学校受験をした方が良い気がしているのですが、その一方で、これからの時代は偏差値や学力だけではない部分がますます大切になる気もしています。12年間、変わらない同じ仲間と先生に囲まれ、そこで培うことのできる将来にわたって続く人脈や、受験のためだけの勉強時間を部活や委員会など同級生と関わる活動にあてて、そこで経験して学ぶことの方が、長い目で見たときに、息子の人生にずっと役に立つのでは?という気がしてきているのも確かです。それに、小中高一貫校は、どこも受験がないから勉強がゆるいということはなく、授業の進度は早いですし、内部進学時に学力が一定レベルに満たないお子さんには指導がくることもあると聞きますので、トータルでみると、恐らく中学受験を経験した子と全て内部進学で進んだ子との学力の差は、最終的には単に個人差に落ち着くのでは?と思ったりします。
私立小学校に息子が入学して私が感じたのは、”学びの豊かさ”です。内部進学が前提の私立小学校における学びは、受験のための勉強が不要な分、自分自身で考え、答えを見つけるまでのプロセスを含めた学びの深さを大切にしている印象です。この環境で中学受験を前提に過ごすということは、せっかく私立小中高一貫校だからこその、このような深い学びの機会を多少なりとも犠牲にすることになるので、これからまだ決断をするまでに時間がありますから、このままずっと同じ環境で上まで上がっていくのか、途中で外に出るのかについては、息子の適正などをじっくり見ながら、後に後悔のない選択をしたいと思っています。😀
今回は小学校受験には直接関係のない、とりとめのない記事になりましたが、お付き合いいただき、誠にありがとうございました。😄