本試験のコロナ対策
今年の私立小学校入試では、恐らくマスク着用必須だと思うのですが、幼児がマスクを触ったりいたずらしたりせずに、ずっと着けているのはわりと大変なことだと思います。😥幼稚園や保育園なら、在園中にマスクをずらして着用したり、マスクのゴムを引っ張ってみたり・・・ということも多少は許容されると思いますが、もし本試験の最中にそれをやってしまうと、試験を受ける態度の評価に響いてしまうことも考えられます。また、お友達が外していると、つい、自分もいいかと思ってちょっと外してしまう・・・ということも起きるかもしれません。(実際、小学生になったうちの息子でさえ、たまにあります。(苦笑))
今年受験をされる場合は、これから本番までに、この「マスクをじっとつけて集中する練習」も必要かと思います。運動試験がある学校では、場合によってはその試験の間だけ外して実施の学校もあるかもしれませんが、その場合も、例えば、「名前の書いた袋をもらったら、マスクを外して袋に入れて、ここに置きましょう。」などと、運動テストを受ける間、マスクをどのようにすればよいかについての指示が入り、その指示通りにできるかどうかを見られる可能性も想定しておく必要があるかもしれません。また、運動テストの待ち時間も、今よくあるお店の待ち列にある間隔テープのようなものが床に貼ってあって、「並ぶときはその線から前に出ないように並んでください。」といったソーシャル・ディスタンスの指示が出て、そのお約束がきちんと守れるかなどが見られる可能性も考えられます。こうしたコロナ対策特有の内容は、過去にどの学校でも出題されたことがありませんし、意外と本試験対策の盲点かもしれません。。。😓
あとは、行動観察で動く際や、ペーパーテストでうつむいたときに、お子さんにとってずれにくくて、呼吸のしやすいマスクを探しておくこともお勧めします。息子の場合、今、学校ではマスクが着用必須ですが、同じ子供用でも、鼻を隠してもすぐに下にずれてしまうものや息が苦しく長くできないもの、ゴムがきつくて、耳の裏がすぐに痛くなるものなどがあり、様々なメーカーのものを試して、今、ようやく二つのメーカーさんのものに辿りつき、息子に日々着用させています。どのマスクが合うかは、お子さんによっても違いますし、そうしたマスクに出会うまでにも時間がかかりますので、もしまだ、探していないようでしたら、本試験までに色々なものを試して、是非、お子さんに一番あったマスクで当日の試験を受けられるようにしてみてはいかがでしょうか。😀
本試験中の手洗いについては、試験時間の短縮という意味ではアルコール消毒が中心になるのかもしれませんが、少なくても、例年よりは「手洗い」のマナーを見られる可能性があると思います。トイレの後や試験と試験の間など、正しい洗い方で手を洗っているか、そしてそのあと、ハンカチできちんと手を拭いているかなど、学校側としても、感染症対策の基本的なしつけが事前にできているお子さんを入学させたいと思うでしょうから、例年以上に、こうした一見当たり前のことがきちんとできることが求められるかもしれません。本試験を受ける服装で手を洗い、服のポケットからハンカチを出して手を拭き、ハンカチをしまう、という一連の所作がスムーズにできるよう、念のため、本試験前に復習しておいた方がよいかもしれません。。。
今年の本試験では、マスク、手洗い、ソーシャル・ディスタンスといった、基本的なコロナ対策の動作が自然に出来るようにしておくことも重要な試験対策ではないかと思います。