点図形
点図形は、点と点を線で結ぶだけなのだから、そんなに練習しなくてもできるようになるだろうと私がたかをくくって、後悔したものの一つです。😓お受験準備を始めた当初は、息子に点図形を練習させていましたが、消しゴムを使って書き直すことを許可していたため、息子はわりとうまく出来ているように私にはみえました。また、息子の志願校は、点図形自体をそんなに頻繁に出題している学校がなかったので、初期に練習させたきり、お教室の授業でやる以外は、そのまま家では取り組ませずに10月を迎えました。
10月に受けることになっていた神奈川の小学校で、必ず点図形が出ることを知り、それから慌てて取り組ませることになったのですが・・・。まぁ、、、その下手さにびっくりです。(笑)その学校は、サインペンでペーパーテストをするので、サインペンで過去問をさせたこともあり、サインペンの線が鉛筆よりも太い分、鉛筆で書いたときよりも線が波を打っているのが目立ってしまって、その雑さと汚さといったらなかったです。。。😂鉛筆で練習していたときに、間違えたら消しゴムでやり直しをして、何度でもきれいに書き直すクセがついていたため、やり直しがきかないサインペンになると、一度できれいに書ききるということが全くできませんでした。私は当初、消しゴムをつかってやり直しをしてでも、とにかく「きれいに書けるようになること」が大事だと思ってそうさせていたのですが、時間がかかっても、最初から消しゴムなしで、一度で書ききるように取り組ませて、徐々に早くできるように訓練させるべきだったと思います。
そもそも、点図形を出題する学校側の意図はなんでしょう?おそらく、見本の図形の点がどの位置にあるか、どの点とどの点を結んでいるかを注意深く観察できる力、適度な筆圧でまっすぐが線が書ける巧緻性、そして、コツコツ取り組む真面目さを見るためではないかと私は思います。息子はわりと、何でも”コツコツ取り組む真面目さ”はあるのと、1つ目の”注意深く観察できる力”も、練習を重ねるうちに正確な形を模写できるようになりましたが、2つ目の、一回できれいな直線で図形を書くことだけは、なかなか一朝一夕で身につくものではありませんでした。。。😥
線をきれいに書かせようとすると時間内に出来ず、時間内に書かせようとすると、仕上がりの線が曲がって汚くなる・・・対策に悩んだ結果、息子には、時間内に出来なくても、時間内にできるところまでだけでも丁寧に、きれいに間違いなく書くことに集中させることにしました。制作の場合はその逆で、制作は完成させていること自体が評価されることがあると聞いたので、とにかく時間内に完成させることを優先するように教えていたのですが、点図形の場合は、まず第一に、丁寧な出来であることが重要だとお教室の先生から聞いたからです。
本番では、息子はなんとか全部、時間内に書いてきたようですが、「家で練習していたサインペンよりも、ペンの太さが太かったのでとても書きにくかった。」といって帰ってきました。😓サインペンも、色々な太さのペンで練習させておくべきでした。(笑)大人から見れば「大したことのない違い」であっても、子供にしてみれば、一度でも経験したことがないことは大きな違いとして感じるのだと思います。。😅
ちなみに、点と点を線でつないで立体図形を書くという問題が、息子が現在、先取り学習で自宅で取り組んでいる、小学校3年生用の算数のワークブックに出題されていました。これ以外にも、小学校受験のペーパーで取り組んだ問題の多くは、小2、小3の算数の問題としてよく出てきますので、結果として入学後の算数の先取り学習につながっています。
ただ私立小学校の場合、その学校に入学する生徒全員がこの先取りをやってくることになるため、入学後に息子だけの大きなアドバンテージにはならないのが、少々残念な?ところではあります。。。😅(笑)